2018年4月26日木曜日

バフェット氏の誤解

自分が納める所得税の税率は秘書より低いと語る、著名投資家バフェット氏。しかしそれは株式の売却益や配当収入が多いから。株への課税は法人税との二重課税(double taxation)だから、法人税率を加えなければならない。富裕層は相続税率も高い。バフェット氏は節税で気づかないかもしれないが。

Warren Buffett and The New York Times Are Still Wrong About Taxes | Mises Wire

2018年4月25日水曜日

市場の「勝者」と「敗者」

自由貿易を行うなら、貿易で得をする「勝者(winners)」が、損をする「敗者(losers)」に補償せよという意見がある。その理屈だと、マクドナルドで食事をする人は地元の食堂に補償しなければならない。就職に成功し「勝者」となった女性は、職にあぶれた「敗者」の男女に補償しなければならない。

Should Those Who Gain from Women Entering the Workforce Compensate the 'Losers'? - Cafe Hayek

2018年4月24日火曜日

さらば学歴競争

労働市場における大卒者の価値は、仕事に役立たない専攻科目ではなく、辛抱して卒業した事実にある。経済学者のいうシグナリング(signaling)効果だ。これは果てしない学歴競争につながり、社会にとって大いなる浪費である。学校教育中心の社会はもういらない。職業現場の訓練を見直そう。

What’s College Good For? - The Atlantic

2018年4月23日月曜日

特権社会への逆行

今の欧米諸国は前近代に逆戻りしたかのように、自由競争で稼ぐより特権にありつくほうが得だ。経済が停滞し富の格差が広がるのは、特権を求める「レントシーキング(rent-seeking)」が横行するから。政府は職業の許認可や知的財産の特権化でサービスの供給を減らし、一部業者に特権を与える。

How bureaucracy and crony capitalism stifle innovation | Matt Ridley

2018年4月22日日曜日

平等の国の現実

かつてソ連の社会主義政府は国民に約束した生産拡大を断念。前年度の失敗した生産計画を小直しし、翌年度に流用。新しいアイデアや革新(new ideas or innovations)はむしろ厄介扱い。中央銀行の最大の仕事は破綻企業の救済。経済計画は事業の成功でなく、失敗を組み込む。独裁者以外の国民は等しく絶望。

Socialism Always Ends in Disaster - Gold Telegraph

国家の嘘

政府の言葉に要注意。企業は商品を「投げ売り(dump)」しない。消費者が欲しい値段で売る。品不足の際、企業は「便乗値上げ(price gouge)」しない。需給に応じた値を付ける。公共事業は「雇用創出(create jobs)」しない。民間で生まれるはずだった雇用を減らす。ニーチェいわく、国家が何を語ってもそれは嘘だ。

Statism’s First Casualty Is the Truthful Use of Language

2018年4月21日土曜日

移民問題の解決法

移民政策(immigration policy)を改善する一つの方法は自由貿易。貿易ができれば、人々は外国の資本、製品、サービス、経営ノウハウを自国にいたまま利用できる。わざわざ母国の家族や文化から遠く離れ、慣れない外国で暮らさずに済む。保護主義で物の流入を妨げれば、代わりに人が入ってくるのだ。

4 Ways to Improve Immigration Policy — Without Growing Government | Mises Wire

論理的であるためには

論理的であるためには、注意深く、事実を自分で確かめること。あいまいな表現を避け、完全な文で話し、意思を明確に伝える。論理の目的は物事の真理に到達すること。だから本当に論理的な人(logical person)は、論理は真理に根ざすものであることを忘れず、単なる詭弁のために用いたりしない。

The 10 Habits of Logical People - Foundation for Economic Education

2018年4月20日金曜日

人間の本質

古代ローマの政治家・哲学者キケロいわく、人間の本質は絶え間ない闘争ではない。平和な協力(peaceful cooperation)である。人は互いに奉仕の義務を交換し、役務と財産を与え受け取り合うことで、相互の絆を強める。キケロのいう義務は個人間のもので、国家が一方的に強制するものでないことに注意。

5 Reasons We Should Still Read Cicero - Foundation for Economic Education

2018年4月19日木曜日

学者になるには

学者になりたい。でも大学で職を得る保証はない。どうする。大学など行かず、なればいい。インターネットを使えば方法は無数。夢を実現したければ、手あかのついた手段にこだわるな。個人と社会の大いなる進歩は、目的(ends)を追求することから始まる。手段(means)に従うことからじゃない。

Want to Be a Scholar? Be a Scholar. You Don't Need Academia's Approval. - Foundation for Economic Education