2015年2月19日木曜日

差別を法で禁じるな

ウォルター・ブロック(Walter Block, 米経済学者)
――差別について。(1992年)
人種、性別、出身国などにもとづく差別を犯罪として禁じることに反対し、同時にそのような差別は不道徳で倫理にもとる行いだと断言しても、何の矛盾もない。
# 作家の曽野綾子さんのコラムが南アフリカでかつて行われた人種隔離政策(アパルトヘイト)を擁護したとして、波紋を呼んでいる。曽野さんは差別の意図はないと反論し、これに対しそうは読めないと批判する声もあるが、ここではコラムの内容の是非にも、そもそも差別はすべて悪なのかという議論にも立ち入らない。とりあえず気がかりなのは、こうした出来事をきっかけに、差別的な発言を法律で禁止せよという輿論が強まることである。善意によって作られた法律が人々の自由全般を抑圧する道具に転じる例は、枚挙にいとまがない。物理的な暴力を伴わない差別は、あくまでも言論で批判すべきである。(木村)
It is no contradiction to oppose the criminalization of discrimination on the basis of race, sex, national origin, etc., while at the same time declaring that such behavior is immoral and unethical.
出所:mises.org [.pdf]

参考記事:差別ですが、それが何か? - ラディカルな経済学

0 件のコメント:

コメントを投稿