2015年2月27日金曜日

教育は貧困をなくさない

教育を受ければ成功できるだろうか。そういう人もいるだろう。しかしすべての人々の経済的なチャンスを最大にしたければ、答えは経済の自由しかない。
- ジョン・タムニー(米ジャーナリスト、2015年)
「所得格差が拡大する原因の一つは教育である。裕福な家庭の子供は高い教育費を払ってもらえるから所得の高い仕事に就けるけれども、貧しい家庭の子供はそれができない。だから政府は、裕福な家庭により高い税を課し、貧しい子供にも平等に学校教育を受けさせなければならない」。進歩派知識人はこう主張する。しかし果たして、学校教育はほんとうに経済的なチャンスを広げてくれるのか。

タムニーはロックスターのビートルズを例に挙げ、それを否定する。四人のメンバーは中産階級出身のジョン・レノン以外、貧しい生まれだった。そのレノンも学校では、歴史だの数学だのフランス語だのといった勉強にはまったく興味を示さなかった。

学校教育は、試験に合格したり学位を取ったりする能力が必要な職業に就きたい者には役に立つ。問題は、誰もがそうした道を選ぶわけではないことだ、とタムニ―は言う。

もちろん誰もがビートルズのように大成功し、裕福になれるとは言えない。しかし学校教育を受けさせればそうしない場合より豊かになれるという思い込みは、それ以上に間違っている。もし進歩派知識人がほんとうに貧困をなくしたいと願うのならば、人々に学校教育を強制するのではなく、経済の自由を守り、広げる努力をしなければならない。(木村)
Education as the path to achievement? Maybe for some. But to maximize the economic chances of everyone, the only answer is economic freedom.
- John Tamny
source:forbes.com

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