2015年5月29日金曜日

軍人は英雄か

米FRB、年内に利上げ開始の公算 景気上向きへ=SF連銀総裁
長期金利はもちろん、短期金利の水準も本来市場が決めるべきものです。しかしもはや私たちは、中央銀行がそれを決める体制を当たり前だと信じ、中銀関係者に高額の講演料を払ってでも彼らの思わせぶりな話を聞きたがるのです。

ギリシャのユーロ離脱、通貨統合の本質変える=ムーディーズ
ユーロは単一通貨だから悪いのではなく、ドルや円と同じ不換通貨だから問題なのです。金銀との兌換を復活しない限り、ギリシャが離脱しようとしまいと、通貨危機のリスクは消えません。

個人番号カードで医療情報など一元管理へ
アマゾンやグーグルに個人情報を知られるのは嫌だと騒ぐのに、それが政府だと「便利になっていいね!」と喜ぶ声が上がるのは、何なんでしょうか。

安倍総理「早く質問しろ」と野次「総理大臣以前に人としてどうなのか」枝野幹事長 - 民主党
女性が輝く日本へ、という美しいキャッチフレーズは、自分を批判する女性議員には適用されないようです。

Airbnbが大手ホテルのライバルになる日
すばらしいサービス。ただし日本では旅館業法違反でつかまります。国家という制度は時代遅れなのです。

The Military’s “Heroes” and the Scourge of Nationalism
 軍人は英雄としてしばしば称えられます。しかしそれは正しいでしょうか。米国のエコノミスト、アビゲイル・ホールはそう問いかけます。
 英雄がほめたたえられるのは勇敢、勇気などの気高い資質のためです。しかし軍隊にはこの基準にあてはまらないどころか、正反対な者もいます。米軍内ではレイプ、性的暴力、肛門性交の強要が絶えないし、軍の基地とその周辺は、安全と「アメリカの価値観」の灯台であるとの触れ込みとは裏腹に、犯罪発生率は米国有数です。
 兵士は自由を守るといいます。しかし軍出身者は、国内監視や特殊火器戦術部隊(SWAT)など米国民の自由を脅かす組織の設立を支持してきました。
 兵士は日々危険に直面するから英雄だといいます。しかし実際に戦闘に出会う軍人は一部でしかありません。多くはデスクワークに従事しています。1990年から2007年までで軍人の死亡率は10万人あたり71.5人で、木こり(127人)や漁師(117人)を下回っています。
 軍人を無条件に英雄とみなすことは、さまざまな弊害をもたらします。第一に、真の英雄の功績をおとしめることになります。第二に、兵士を戦場に送る国民の良心の呵責をまひさせます。第三に、軍服を着ているだけで英雄扱いされることに慣れると、軍人はそれをあたりまえだと思い込んで傲慢な態度をとるようになります。
 たしかに軍隊には英雄の名にふさわしい人物はいます。しかし軍人全員を等しく英雄扱いすれば、批判的な考察への道をふさいでしまいます。軍隊はその行動を問われなければならない。ホールはそう正しく指摘します。インデペンデント研究所のブログより。
 日本人もロマンチックな戦争観に酔っ払うのでなく、理性に基づく軍隊批判が必要です。

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