2016年1月17日日曜日

〔本〕ロスバード『政府はわれわれの貨幣に何をしてきたか』


政府はマネーに手を出すな


お金は政府が作り出すものではない。個人が自発的な取引を通して選び取るものなのだ。政府による通貨発行の独占を打破しないかぎり、健全な経済は取り戻せないと説く、革命的著作。「政府は経済のために貨幣を生み出す力はない。貨幣は自由市場の過程によってのみ発展することができる」

<抜粋とコメント>


"もしすべての人が完全に自給自足を強いられたら、我々の大部分は飢え死にし、残った人はかろうじて生き続けるであろうことは明らかだ。交換は我々の経済だけでなく、文明自身の活力源なのである。"
# 「食料自給率」は野蛮の名残り。

"政府は経済のために貨幣を生み出す力はない。貨幣は自由市場の過程によってのみ発展することができる。"
# 法がもともと民間の慣習や契約から生まれたように。貨幣も法と同じく政府に乗っ取られた。

"「悪貨は良貨を駆逐する」のは自由市場においてではなく、政府の市場への介入の直接の結果である。"
# 政府によって品質が落とされたお金を人々が手放し、質の良いお金を手元に置いたり闇市場で使ったりするから。

"貨幣の供給の増加は……――他の財とは違って――社会的な利益を与えない。"
# 食料や衣料や住宅が増えれば社会は物質的に豊かになるが、お金が増えても豊かにはならない。紙や電子のムダ遣い。

"貨幣は誰かの現金残高で「使用されていない」状態にあるときでも、たとえ守銭奴の退蔵においても役立つ。"
# 将来の不確実性への備えになる。お金を使わない人や企業を悪者扱いするのは間違い。

ツイッターより転載。加筆・修正している場合があります。
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