2016年7月17日日曜日

〔翻訳〕賃金を払うのは誰か



*ソーントン編『ミーゼス引用句集』(The Quotable Mises)より抜粋。

労働者の仕事道具がすぐれているほど、時間あたりに多くの仕事をこなすことができ、その結果、報酬(remuneration)が増える。

賃金率の高さは、販売する製品に労働者が加えた価値を、消費者がどのように評価するか(consumers’ appraisal)によって決まる。

映画スターに賃金を払うのはハリウッド(Hollywood)の映画会社ではない。入場料を払って映画を見る人々である。ボクサーに高額の賞金を払うのはボクシングの興行主ではない。入場料を払って試合を見る人々である。

実質賃金率を引き上げ、賃労働者の生活水準を良くする有効な方法は一つしかない。一人あたり(per-head)投下資本を増やすことである。

最低賃金は、政府によって命令・強制される(decreed and enforced)にせよ、労働組合の圧力・暴力によるにせよ、大量の失業を生み出すに終わる。

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