2016年12月22日木曜日

〔翻訳〕金融健全化への道

Jp Cortez, Stefan Gleason, Six Steps Trump Can Take Toward Better Monetary Policy(トランプが金融政策改善に向け実行できる6つの手順)より抜粋。

健全な貨幣(sound money)への動きがぜひとも必要だ。中央銀行の廃止までいかなくても、トランプ政権が金融政策改善のために踏むことのできるいくつかの手順がある。

(1)連邦準備銀行の監査(Audit the Fed)。政治家と有権者の一致した見方によれば、連銀は政府支援機関が受けるべき最も基本的な監督さえ受けていない。幹部らは米経済を左右する決定ができるにもかかわらずである。

(2)金準備の監査(Audit the Gold)。1950年代を最後にまともな監査はほとんど行われていない。1億4734万オンスとされる金準備がまだフォートノックスの保管庫にあるとしても、リースや担保に流用されている恐れがある。

(3)貴金属課税の廃止。連邦政府のインフレ政策でドル紙幣(Federal Reserve Note)の購買力が下がると、金や銀の名目価値は全般に上昇し、「値上がり益」を生む。この利益は実質上の価値はまったくないのに、課税されてしまう。

(4)連邦準備理事会(FRB)、大統領経済諮問委員会(CEA)、商品先物取引委員会(CFTC)のメンバーに、健全な貨幣の支持者を指名すること。最もインパクトがあるのはFRBの人事だ。グリーンスパン議長に始まり、FRBは過去30年間、低金利と量的緩和で通貨供給を増やし、無責任な市場プレーヤーの救済でモラルハザード(moral hazards)をもたらした。トランプ次期大統領は7人の理事のうち4人を指名できる。

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