2017年1月21日土曜日

富豪が貧困をなくす

Tim Worstall, Oxfam is Wrong About How to Alleviate Poverty(オックスファムの貧困対策は誤り)より抜粋。

国際非政府組織(NGO)オックスファムによれば、世界の富裕層上位8人の資産が下位50%と同額という。この事実は正しい。しかし富裕層から財産を取り上げ、貧困層に与えるという処方箋(solution)は間違っている。

問題の本質は、金持ちが少ないことだ。巨万の富が問題なのでない。問題は貧困であり、不平等(inequality)ではない。

より多くの価値を創造しなければ、より多くの価値を消費することはできない。経済学者ノードハウス(William Nordhaus)によれば、企業家が手にするのは自分の創造した価値の3%だけだ。残り97%の価値は私たち消費者が得る。

ウォルマート創業者、サム・ウォルトン(Sam Walton)の相続人は1000億ドルの遺産を得たが、それは価値全体の一部にすぎず、一度きりでしかない。米国の消費者はウォルマートの安売りで節約でき、1年間だけで2500億ドルもの価値を得た。

人は価値を消費する。その価値は誰かがどこかで創造しなければならない。8人の企業家(eight entrepreneurs)が大金を手に入れたのは、消費者のために多くの価値を作り出したからだ。彼らが豊かになったのは、私たちを豊かにしたからなのだ。

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