2017年1月5日木曜日

チリが地震に強い理由

Andrea Kohen, Why Chile Is So Resilient Against Earthquake Damage(チリが地震被害からすぐ立ち直る理由)より抜粋。

昨年12月25日、チリ南部でマグニチュード7.7の地震があった。しかし結局、犠牲者はなかった。被害にあったのは非常に古い二つの家屋と近くの幹線道路(highway)だけである。

チリでは経済の自由のおかげで、人々は高品質な耐震物件(anti-seismic properties)を選んでいる。地震に合わせて揺れるので倒壊しない。インフラを破壊するような地震でも、わずかな被害しかない。

チリは起業の妨げが少なく、富の創造を促す。その過程で事業家たちは周囲のインフラを改善し、国を美しくした。秩序と清潔(order and cleanliness)が保たれ、貧困が減少した。貧困率は11%と南米で最も低い。

1939年と1960年の地震では多数の犠牲者を出したが、2010年には大きな人的被害(human losses)はなかった。むしろ大きな被害をもたらしたのは津波だ。当時はまだ建築の津波対策ができていなかった。復興は速やかで、今では津波被害の跡はない。

民間主導の仕組みはまだ完璧ではない。政府の統制(state control)がなお多く、談合や癒着がはびこりやすい。それでも有徳な協力関係を生み、命を救い、進歩をもたらしている。政府主導でも耐震インフラはもちろんつくれるが、必ず自由が犠牲になる。

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