2017年4月12日水曜日

軍事介入の知的傲慢

次より抜粋。
Idan Eretz, Israel, Europe, and the US Cannot Fix Syria
(イスラエルと欧米はシリア問題を解決できない)

〔欧米の〕政府は、自分自身が体現しているという社会を再設計することに関しては、はなはだお寒い実績(track record)しかない。自分たちが完全に理解してもいない、きわめて異質で複雑な社会の形成に、どうやったら成功できるというのだろうか。

西側諸国の政府がシリア問題を解決できるとか、政府軍と反乱軍のどちらを支援する(もちろん納税者のカネで)のがよいか判断できるとかいう想定は、〔ハイエクの言う〕見せかけの知(pretense of knowledge)にすぎない。

中東を「安定化」させるという過去の試みは、イラクとアフガニスタンで悲惨な結果に終わった。いたずらに混乱を増し、最後は「イスラム国」(IS)を生んだ。軍事介入(interventions)はより多くの混乱、流血、戦争や難民を生み出すだろう。

米国の政策がどうあろうと、イスラエルと欧州の政府は、それから距離を置く十分な理由がある。支援したいのであれば、〔戦争でなく〕実際に影響力の大きな組織に寄付する(donating)ことで、確実に行うことができる。

人々がシリア問題に関与すべきだと考える戦争屋(warmongers)は、徴兵された者を含む兵士たちの代わりに、自分で飛行機を予約し、命を危険にさらせばよい。実際にそれをやっている人がいれば、本物の英雄だ。

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