2017-05-16

危険な思想と言論の自由

次より抜粋。
Andrew Syrios, Is Communist Speech Free Speech?
(共産主義者の言論は自由であるべきか)

ディーン米バーモント州元知事が、国境の壁を支持する保守派コラムニスト、アン・コールター氏(Ann Coulter)の講演に関し「ヘイトスピーチに言論の自由はない」と発言した。しかし現実に大量虐殺につながる主張は、むしろ共産主義者たちのものだ。

5月1日の共産主義犠牲者記念日(メーデーとも呼ばれる)に、パリで「抗議者」と称する暴徒が破壊と暴力の限りを尽くした。いつものゲバラのTシャツだけでなく、なんとスターリン(Stalin)の顔の付いた旗を掲げる連中もいた。

反ファシズム共産主義者(Antifa communists)は、ファシストとみなす相手に暴力を振るう。女性に催涙スプレーを浴びせ、男性をバイクの鍵で殴る。どうやらファシストとは共産主義者以外の人間のことらしい。実際、「リベラルも標的だ」と公言している。

かつて共産主義テロリストは多くの人を殺害したが、権力を握った共産主義政府とは比較にならない。スターリン、毛沢東(Mao)、ポル・ポト、レーニン、カストロ、金正日、金日成、チャウシェスク、チトー。ざっと1億人が犠牲になった。

ここで厳しい質問をしなければならない。共産主義者やその同調者に、彼らの危険な思想(dangerous ideas)を広める自由を認めるべきだろうか。「アカ」に血まみれのたわごとを説く場を与えるべきだろうか。共産主義者の言論は自由であるべきだろうか。

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