2017年5月3日水曜日

イラク戦争という愚行

次より抜粋。
Neil Clark, Saddam Hussein at 80: Iraq without its ‘liberation’
(生きていれば80歳のサダム・フセイン)

2003年3月20日、米国とその同盟国はイラクが大量破壊兵器(Weapons of Mass Destruction)を所有していると主張し、同国に侵攻した。それ以来、100万人以上のイラク人が命を失っている。米国と同盟国の兵士も4800人以上が死亡した。

反対派の予測どおり、戦争は大規模な難民危機(refugee crisis)を引き起こした。国連によれば、2015年末までに避難したイラク人は460万人に達した。それには厳しい迫害にあったキリスト教徒も含まれる。キリスト教徒の80%が逃避したという。

開戦から14年後、米軍はまだイラクにいて、「イスラム国」から都市モスルを「解放」しようとしている。だが「イスラム国」は以前の「解放」がなければ存在しなかった。それは戦争を先導した一人、ブレア元英首相(Tony Blair)すら一部認める。

フセイン政権最後の年である2002年、イラクは報道の自由指数(Press Freedom Index)で世界130位だったが、今は158位。ジャーナリストにとって世界で最も危険な国の1つだ。ジャーナリストの殺害は処罰されないままである。

そうそう、開戦の前提とされた大量破壊兵器だが、どこからも出てこなかった。葉巻をくゆらせ、映画「サウンド・オブ・ミュージック(Sound of Music)」を愛した独裁者フセインとイラク。14年前、ほうっておいたほうがましではなかっただろうか。

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